GLP-1薬の便秘を記録するには?オゼンピック・マンジャロ使用中のポイント

GLP-1薬の便秘を記録するには?オゼンピック・マンジャロ使用中のポイント

セマグルチド(オゼンピック、ウゴービ)やチルゼパチド(マンジャロ、ゼップバウンド)を使っているなら、便秘は意識して記録しておく価値があります。排便、便のタイプ、排便の間隔、用量を変えた日を簡単に記録しておくと、「前より詰まっている気がする」という感覚が、処方医と一緒に検討できる情報に変わります。記録が何かを診断するわけではありません。パターンを目に見えるようにするものです。

オゼンピック、ウゴービ、マンジャロ、ゼップバウンドと便秘

便秘は、4つの薬すべての米国FDA処方情報で、特に多い副作用の1つとして記載されています。ラベルに載っている臨床試験の表では、便秘が報告された割合は、ウゴービ2.4 mg注射を使った成人で24%(プラセボ11%)、ゼップバウンドで11%〜17%(同5%)、マンジャロで6%〜7%(同1%)、オゼンピックで3.1%〜5%(同1.5%)で、用量によって異なりました。試験ごとに対象者が違うため、これらの数字で薬どうしの優劣を比べることはできません。

ラベルにはまた、これらの薬が胃から内容物が送り出されるのを遅らせることや、市販後にイレウス、腸閉塞、宿便(便塞栓)を含む重い便秘が報告されていることも記載されています。オゼンピック、マンジャロ、ゼップバウンドについては、吐き気、嘔吐、下痢の多くが増量の時期に起きたとされており、用量を変えた日を記録のそばに残しておきたい理由がここにもあります。

GLP-1薬の便秘で記録したいこと

排便のたびに、なるべくすぐ記録しましょう。

  • 日付と時刻
  • 1〜7のブリストルスケールのタイプ。タイプ1と2は硬い塊で便秘を示唆し、タイプ3と4がふだんの出しやすい範囲です
  • いきみと、便が出しきれていない感じ
  • 腹痛やお腹の張りと、その強さ
  • 血が混じっていないか

1日に1回、水分、主な食事と食物繊維の多い食べ物、旅行や体調不良などいつもと違うことを書き加えます。薬を使い始めた日と、用量を変えたすべての日は別のリストにまとめておきましょう。用量を変えた日は、あとから思い出すのが難しいからです。

自分のパターンの読み方

NIDDKは便秘を、排便が週3回未満、便が硬い・乾いている・コロコロしている、便が出しにくい・出すときに痛い、便が出しきれていない感じがある状態と説明しています。NHSはふだんより排便が少ないことも便秘に含めているので、比べる相手としていちばん良いのは自分のふだんの状態です。

1週間ごとの排便回数と、そのうちタイプ1か2だった回数を数えます。それを、薬を始める前や最後に用量を変える前のふだんの1週間と比べましょう。以前の記録がなければ、記録を始めた最初の数週間が基準になります。硬い便が続いた1週間よりも、増量のたびにくり返し起こる変化のほうが多くを物語ります。

処方医に見せる短いまとめ

NIDDKの診断のページによると、医師は排便の頻度、症状がどれくらい続いているか、便の見た目、食事、活動量、薬について尋ね、受診前の数日から数週間、排便を記録しておくことを勧めています。1枚のまとめには、次のような内容を入れられます。

  • 薬の名前、使い始めた日、用量を変えた日
  • 使用前後の1週間あたりの排便回数と、いちばん長く空いた間隔
  • 便がタイプ1か2だった頻度と、いきんだ頻度
  • 腹痛、お腹の張り、水分量や食事の変化
  • 便に血が混じった、嘔吐した、そのほかの注意サイン

用量の変更、下剤、そのほかの治療については処方医に相談してください。この記事はそうした助言をするものではありません。

すぐに受診したほうがよいとき

患者向けの医薬品ガイド(Medication Guide)には、嘔吐の有無にかかわらず治まらない強い腹痛があり、ときに背中まで響くように感じる場合は、すぐに医療者に連絡するよう書かれています。また、治まらない吐き気、嘔吐、下痢は、水分が失われて脱水や腎臓の問題につながることがあるので、すぐに医療者に伝えること、強い、または長引く胃腸の不調を報告することも書かれています。発熱、皮膚や白目の黄ばみ、粘土色の便を伴うみぞおち付近の痛みは、胆のうの問題のサインのことがあります。

NIDDKは、肛門からの出血、便に血が混じる、続く腹痛、ガスが出ない、嘔吐、発熱、腰の痛みを、すぐに医師に診てもらうべき理由として挙げています。脱水のサインには、濃い黄色でにおいの強い尿、尿の回数が減る、めまいなどがあります。日記のために受診を遅らせることがあってはいけません。この記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。

bellySignalでできること

bellySignalは自分で記録するための日記で、医療機器ではありません。診断をしたり、症状の原因を教えたり、薬の管理をしたりはしません。

  • 排便ごとに、時刻、ブリストルスケールのタイプ(1〜7)、色、血や粘液の有無を記録し、便意の切迫感、いきみ、出しきれていない感じをオン・オフで残せます。
  • 腹痛とお腹の張りを1〜7の段階で記録できるほか、自分のコップのサイズで1日の目標に向けた水分、コーヒー、お酒、乳製品、辛い食べ物、ストレス、睡眠不足といった食事や習慣、さらにサプリメント、体重、睡眠、ストレス、気分も記録できます。
  • 1日のタイムラインで、硬い便やゆるい便の前後に何があったかを確認できます。
  • 「傾向」では、今週の排便回数と便の形を、それまでの4週間のふだんの状態と比べて見られます。
  • 直近90日分のまとめをPDFで書き出して、医師に見せられます。

無料で、サブスクリプションはなく、iPhoneとAndroidで15言語に対応しています。日記は端末に保存され、アカウントなしで始められます。便のタイプ、症状、手入力した体重など一部の健康データは、初期設定で有効になっているPostHogの分析にも送信されます。設定の分析スイッチで制御できるのはPostHogだけです。Firebase Analyticsはこれらの健康データを含まない利用イベントを受け取ります。プライバシーポリシー。

よくある質問

オゼンピックやマンジャロを使っていて、何日排便がなければ長すぎますか?
ラベルには具体的な日数は書かれていません。便秘は一般に、排便が週3回未満であること、またはふだんのパターンからはっきり減り、硬い便やいきみを伴うことと説明されます。便秘が強いときや治まらないときは処方医に伝え、強い腹痛、嘔吐、便に血が混じる、ガスが出ないといった場合はすぐに受診してください。
セマグルチドやチルゼパチドで便秘になったとき、受診前に何を記録すればよいですか?
排便ごとの日付と時刻、ブリストルスケールのタイプ、排便の間の日数、いきみ、出しきれていない感じ、腹痛とお腹の張り、水分量と食事、さらに薬を使い始めた日や用量を変えた日を記録しましょう。1週間ごとの回数と、薬を始める前のふだんの状態を1枚にまとめておくと、記憶に頼るより話がしやすくなります。
便秘になったら、GLP-1薬の用量を変えたり下剤を飲んだりしたほうがよいですか?
その判断は処方医が行うものです。記録は、排便の頻度、便の硬さ、いつ変化したかを示して話し合いの助けになりますが、自分の判断で薬を休んだり、減らしたり、用量を調整したり、新しい薬を始めたりする理由にはなりません。

出典

bellySignalは一般的な健康情報を提供するもので、医療専門家による助言や診断に代わるものではありません。